第11回「InnoTrans2016」鉄道見本市 報告
2016年9月20日~23日の4日間、世界最大の鉄道産業見本市 “第11回イノトランス2016”(隔年開催)が、独ベルリンメッセにて開催されました。
イノトランス2016 全体概要
今回は以下主催者速報の通り、出展者数、来場者数ともに過去最高を記録し、期間中好天にも恵まれ、連日 大盛況でした。(添付 過去出展状況表ご参照)
・来場者数(トレードビジター):約145,000人
(2014年:133,595人/146カ国)
・出展者数: 2,955/60カ国(2014年:2,761/55カ国)
うちドイツ国外からの出展者の割合:62 %
欧州以外の出展者の割合: 22 %
・展示車両(屋外展示): 127
JORSA出展内容
JORSAは今回9回目のイノトランス出展となり、ホールを一棟借切りJORSAパビリオンとして出展するのは、3回目となりました。今回もJORSAパビリオンは、前回と同じホール7.2a(1,218㎡)を全て借切り、組合企業12社に加え、鉄道総研、東京メトロと計14社にて共同出展しました。
ホール7.2aは、前回より新たに追加された鉄道事業者中心の展示ホールであるCity Cube に隣接し、会場内移動導線上に位置し、ロケーション的に大変恵まれたホールで多数の入場者を迎えました。
JORSA Pavilion 共同出展企業
新日鐵住金、近畿車輌、京三製作所、三菱電機、三井物産プラントシステム、ナブテスコ、日本信号、三菱重工業、大誠テクノ、東洋電機製造、ヤシマキザイ、林総事 (以上 組合員:12社)
鉄道総合技術研究所、東京メトロ (合計:14社)
個別出展組合企業
日立製作所、川崎重工業、東芝、富士電機、日立二コトランスミッション、総合車両製作所(J-TREC)、古河電池
JORSAイベント
JAPAN-DAYレセプション
JAPAN-DAYレセプションを前回同様、2日目の9月21日16:30から開催しました。
レセプションでは、JORSA村山理事長の開会挨拶にはじまり、来賓の方々よりご挨拶頂きました。会場には、出展日本企業メンバーのみならず、海外顧客、日本からの来訪者、海外関係メーカー等、約1,500人の方々にご参加頂き、大盛況となりました。
寿司・日舞アトラクション
JORSAパビリオン内に、寿司バーカウンターを置き、日本から帯同した寿司職人による本格的握り寿司を招待客に連日提供し、日本酒と共に大変好評を得ました。
また、日本からの和服コンパニオン3名による日本舞踊、茶道お点前などを毎日数回にわたり来場客に披露し、日本文化でのおもてなしを行いました。
セミナー開催、海外顧客ミッション来訪
会期中以下セミナーをパビリオン内で実施しました。
- ジェトロ主催“ポーランド鉄道セミナー (ポーランド鉄道輸送庁、鉄道コンサルタント、メーカー)
- 組合員によるサイトセミナー(京三製作所、日本信号)
イノトランス展示会は、回を重ねるごとに、規模を拡大しており、出展企業、来場者数は増加し、その重要性は益々高まるばかりです。
次回の”InnoTrans 2018”は2018年9月18日~21日に開催予定です。
JORSAとしては、次回イノトランスにも、組合企業と協力し、同じホールを借切って共同出展を予定しています。