書籍紹介

海外鉄道プロジェクト-技術輸出の現状と課題-

日本の鉄道技術輸出は、いかにして実現すべきか
その一連の流れと海外案件の難しさについて徹底解説

 日本と中国が受注を目指していた「インドネシア高速鉄道」は、二転三転の末に、中国案が採用されることになりました。今後の行く末はまだ波乱含みですが、技術では世界最先端ともいえる日本が中国に競り負けたことは大きなニュースになりました。
 しかし、なぜ日本が“負けた”のか・・・・。そこには、政治的な判断とは別に、海外案件ならではの難しさもありました。
 本書では、日本国内とは大きく異なる海外鉄道プロジェクトの特徴と、その一連の流れ、技術上の課題にいたるまで詳細に解説しています。
 執筆者の佐藤芳彦氏は、旧国鉄に入社後、一貫して車両設計および保守計画に従事し、またJRパリ事務所に勤務するなど海外勤務経験も豊富。退職後はインドやベトナム、インドネシアの鉄道建設プロジェクトに従事し、本分野の第一線で活躍されています。
 これから世界でますます需要が高まる、鉄道需要に日本企業はいかにして関わり、売り込んでいくのか、その解決策を本書で解き明かしていきます。

海外鉄道プロジェクト

著者 :佐藤芳彦
体裁等:四六判・286頁・定価1800円(税別)
販売 :㈱成山堂書店(電話03-3357-5861)

 掲載内容

第1章 鉄道整備のファイナンス
第2章 海外案件とコンサルタント
第3章 海外案件の流れ(事前調査から実施契約まで)
第4章 海外案件の流れ(発注から完成まで)
第5章 技術基準
第6章 日本の鉄道技術と国際規格
第7章 輸送計画
第8章 技術上の課題
第9章 車両保守と車両基地
第10章 鉄道施設保守と保守用設備
第11章 安全認証

組合員サイト「JORSAの本棚」にも追加致しました。



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