Business on Rails Exhibitionに出展しました
参加の経緯
本年11月、ブラジル・サンパウロにおいて”Negocios nos Trilhos”(Business on Rails Exhibition and Conference)が開催されました。本展示会は中南米諸国で最大の鉄道展示会であり、ブラジル最大手の鉄道情報誌出版社Revista Ferroviaria Magazine社が主催する、ブラジル鉄道市場に特化した展示会です。今年で15回目の開催となります。JORSAとしては今回が4回目の出展です。
現在、ブラジルの高速鉄道新線建設計画もいよいよ進捗が期待できる段階になってきており、在来線の旅客輸送力の増強、物流インフラ強化のための貨物鉄道整備、都市への人口集中による都市交通プロジェクト等が喫緊の課題として多数顕在化してきています。
このような情勢に合わせ、ブラジル市場に関心を持つ組合員から同展示会へ参加の要望が強く、JORSAでは高速鉄道受注活動支援の一環として日本の優秀な高速鉄道を広報することも含め本展示会に参加することとしました。JORSAとの共同出展を全組合員に参加の呼びかけをしたところ、4社がJORSAブースに共同出展することとなりました。
京三製作所
三菱電機
東芝
日立製作所
展示会概要
展示会名 :”Negocios nos Trilhos”
(Business on Rails Exhibition and Conference)
主 催 :Revista Ferroviaria Magazine社
会 期 :2012年11月6日(火)~8日(木)
会 場 :Expo Centre Norte、サンパウロ
JORSAブース
JORSAは95㎡のスペースの中心に各参加者が利用できるラウンジ、ストックスペースを配し、周りのコーナーに4社3グループ(京三製作所、三菱電機、東芝)が小間出展を、日立製作所がパネル出展をしました。JORSAは多様な鉄道車両、世界で活躍する車両をパネルで紹介しました。
JORSAブース
他国の出展
各国の参加者としては、Bombardier、ALSTOM、MAN、SIEMENS、VOSSLOH、VOITHなどが常連として参加しています。特に今年は中国・南車、北車が大きなブースを出展して存在感を示しました。ボンバルディアは受注したサンパウロ向けモノレールのモックアップを出展、またナショナルパビリオンとしてはスペインやフランスが大々的に参加しています。SNCFやSYSTRAもフランスナショナルパビリオンに参加していました。
初日のオープニングセレモニーにはパッソス運輸長官をはじめとするブラジルの鉄道関係機関のトップが勢ぞろいして、ブラジル政府の同展示会および鉄道インフラ整備に対する重要視がうかがえます。