台中メトロ緑線

製造元 川崎車両株式会社
仕向け先 台湾 台北市政府捷運工程局
運用路線 台中市内北屯駅~烏日地区:台湾高速鉄道台中駅
製品名 台中メトロ緑線 (正式名称:台中捷運烏日文心北屯線)
受注/納入/船積年 2011年4月/ 2017年
営業運転開始/投入 2021年4月全線開業

台中メトロ緑線は、台中市で初めての都市交通システムで2021年4月に開業しました。車両基地(デポ)が隣接されている北屯駅から、烏日地区の台湾高速鉄道台中駅までの18駅区間を結ぶ全長16.71km(高架区15.94 km、地上区間0.77 km)の路線です。北屯駅と台湾高速鉄道台中駅は地上駅ですが、それ以外の駅は高架式であり、路線の殆どの区間は台中市内の幹線道路の一つである文心路上に高架構造で建設されています。
 
車両はステンレス製構体を採用した2両固定編成の直流電車で、無人運転に対応した鉄輪式各車両片側5扉の2両編成で36両(18編成)が導入されています。台湾での無人運転の軌道輸送システムは、台北メトロの文湖線(ゴムタイヤ式)および環状線(鉄輪式)に次ぐ3例目です。各駅にはホームドアが備えられ、乗降時の乗客の安全性向上を図っています。
 
本路線は、川崎車両が車両製造及び基地保守設備を担当し、ALSTOM、中鼎工程(CTCI)とのコンソーシアムで、信号、通信、運行管理システム、給電、駅ホームドア及び自動改札システムを含むE&Mシステムを供給しました。



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