英国Class 395高速車両
製造元 | 株式会社日立製作所 |
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仕向け先 | イギリス |
運用路線 | CTRL / High Speed 1および英国南東部在来線 |
製品名 | Class 395 |
受注/納入/船積年 | 2009年納入 |
営業運転開始/投入 | 2009年営業運転開始 |
イギリスでは、ロンドンと英仏海峡トンネルを結ぶ高速新線(CTRL / High Speed 1、以後HS1と称す)が2007年11月に全線開業した。これは英国とフランスおよびベルギーを結ぶ国際高速列車ユーロスターの高速化を主目的としたものだが、同時に英国南東部における国内輸送の高速化にもHS1を活用することとなった。
(株)日立製作所は、この英国内輸送高速化用車両としてHS1と在来線の双方で運用可能なClass 395高速車両を29編成174両(6両編成)製作、納入した。これは日本の車両メーカとして欧州の高速車両を納入した初の事例となった。軽量アルミ構体と自立型内装構造を特徴とする“A-train”のコンセプトのもと、日本で培った軽量化、高速化技術を英国の鉄道システムに適応させ、開発をおこなった。